「ワーケーション」で仕事と楽しみを
都会の人も、たまには地方でゆっくりのんびりしたい。
地方の人も、都会の人に親近感をもってほしい。
ならば、頻繁に来るための機会をつくればよい。
その選択肢の一つが、ワーケーション。
遊びや教育と田舎って、親和性が高いから、いくらでも可能性は広げられる。
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「きんよる秋田スペシャル」の
「未来へのヒント “つながる力”が秋田を変える」
(2020年12月11日放送)を見た。
地方でワーク(仕事)をしながらバケーション(休暇)も楽しむ「ワーケーション」が注目されているという。
コロナでテレワークのための仕事環境が必要、でも満員電車は危ない。
そういう意味で、ネット環境さえ整っていれば場所を選ばないIT企業のビジネスマンにとって、秋田はいい感じなんだとか。
休日は、秋田が誇る食と伝統文化を楽しめる。
そして、地元の人たちとの交流。
職業柄、それからコロナ禍というなかで、普段は人と接しない人にとっては、地域の人との交流ってポイント高い。
そんな観点から、秋田県では、都市部の会社員向けにワーケーションのモデルツアーを開催しているそう。
ずっと都会で働くとか、地方に移住します!っていうより、
季節ごとにとか、場所を変えながら柔軟に働くっていうのは、たしかにいいよね。
さらに、こういうワーケーションに、自分たちにしかない特色を組み合わせた試みも。
秋田に拠点を置く劇団。
ここでは、親が仕事をしている間、子ども向けの演劇ワークショップを開催しているそう。
子どもたちは物語づくりも体験し、演劇を通じて、表現力を学べる。
その間、保護者は働きながら、ワークショップの中継映像で確認することができる。
仕事が終わったら、親子でゆったりイベントも楽しむこともできる。
そうやって、繰り返し訪れる人を増やして、関係人口に結びつけるのが狙いだとか。