「関係人口」を地域の力に
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「きんよる秋田スペシャル」の
「未来へのヒント “つながる力”が秋田を変える」
(2020年12月11日放送)を見た。
都市部に住み続けながらも、地域の課題に一緒に関わってくれる「関係人口」は、人口減少が進む自治体にとって貴重な存在。
担い手が増えて、できることも広がるのはもちろん、「よそ者視点」で突破口が開けることも期待できる。
秋田県鹿角市では、隣接する青森県田子町、岩手県二戸市と連携して、新たな取り組みを始めた。
この3つの地域には共通して、縄文時代にルーツをもつ発酵文化があるため、縄文×発酵文化の組み合わせを活かす企画を立てているそう。
一方、秋田県羽後高校では、神奈川の大学生に地域教育を支援してもらっている。
こうした体験から、高校生たちが町を出た後も、関係人口として
ふるさとに関わり続けたいと思えるよう取り組んでいるそう。
たしかに、大学生と高校生って、年が近い割に交流が少ない。
私も高校生のとき、大学生との接点なんかほとんどなくて、大学のイメージも難しかった。
高校と大学では、学びのスタンスがガラッと変わるし、進路のイメージも掴みやすくなるから、
もっと接点ができたらいいなと改めて思った。
さらに今回は、高校と大学の交流に加え、秋田と神奈川の交流もかけ合わさっている。
具体的な経緯をもっと詳しく知りたいところだけど、
何にせよ、こういう問題意識を行動に移せる人が育つような大学教育がしたい。