『アウトプット大全』を読んで
日本一アウトプットしている精神科医・樺沢紫苑先生が主催する樺沢塾にて、
「アウトプット大全 30日チャレンジ」なるものに参加。
そのなかで、樺沢先生著『アウトプット大全』を再読することに。
これを読むと、なんであなたが本を読んでも成長できないのかが分かる。
実はちゃんと読んだことがないけれど、
この本にある内容は、既に樺沢先生のフォロワーであればだいたい把握はしている。
けれど、改めてちゃんと読むと、「できてるかできてないか」視点で読むと、
知らなかったこと、できてないことがたくさん出てきた。
ビジネス書を読むときは、それを「知っているか」ではなく、
「できているか」という視点で読むのが大事だと改めて思った。
この本を読んで、やってみたいと思ったこと。
①緊張してきたら、「パフォーマンスが上がってきた」とつぶやく。
緊張は悪いものと捉えがちだけど、
適度な緊張はパフォーマンスを上げると知っているだけで効果はありそう。
②Google日本語入力を使う。
Google日本語入力を使うと、最初の1、2文字で候補が表示される「補完機能」があるらしい。
さらに、定期的に「最新の語彙」にアップデートされるし、「学習機能」も高いそう。
それでいて無料。
③ひらめきの4段階を大事にする。
まずは情報収集・ブレスト・議論などの「準備」。
それから「孵化(インキュベーション)」。
この、なんの作業もしていない「ぼーっとした状態」のとき、
脳内では「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働しているらしい。
これからのことをシミュレーションしたり、
自分の過去を整理・統合したり、
今の自分がおかれている状況を分析したりして、
「自分のこれからをよりよいものにしていくための準備」を整えているという。
そうして、リラックスした期間を経ての「ひらめき」。
最後に、その「ひらめき」が正しいのか確かめる「検証」。
ついついがむしゃらに突っ走っちゃうけど、
積極的に「ぼ~っとする」のも大事なプロセスなのですね。
④「Googleブックス」を使って、書籍内の全文を対象に検索する。
引用・参考文献を速攻で調べたいと思うこと、あるある。
Amazonで取り寄せても、どうしても時間がかかるし、全文を読みたいわけでもない。
そんな状況にすごく便利らしいので、さっそく使ってみよう。
⑤大目標を決めたら、小目標を立てて定期的にフィードバック。
2週間ごとに評価して、目標達成できなければ「その理由」と「改善策」を考える。
達成できたら、「うまくいっている理由」と「さらによくするためのアイデア」を考える。
当たり前っちゃ当たり前だけど、全然やってなかったな、これ…。
目標を立てて満足、じゃなくて、細分化したうえで、結果を記録する。
夢の実現にはとても大事。
「知っているか」ではなく、
「できているか」という視点でビジネス書を読むと、自己成長を実感できる。
本を読むときは、「できているか」を意識するだけで、吸収度が段違い!