『インプット大全』を読んで
樺沢紫苑先生の『インプット大全』を読んだ。
良質なアウトプットには、良質なインプットが必要なのだから、両者はコインの表裏の関係にある。
良質なインプットのための工夫が詰め込まれていて、普段から樺沢塾等々で学んでいる私も、新たな学びが得られた一冊。
この本の内容を、個人的にひとことで言えば、「まずは目的意識・方向性を設定せよ」になる。
情報に対して常にアンテナを張っておき、自分にとって必要な情報を「知識」「知恵」として選び取る。
AI時代を生き抜くために必要なスキルだと思った。
以下、今回の気づきとTO DO。
①キーワード出し、「何を学びたいか」という目標・テーマ設定やAZ、自問自答で、自分の興味・関心からアンテナの方向性を明確にする。そうすることで、脳は勝手に必要な情報を集めてくる。
→脳内情報図書館は樺沢塾で既に作ったけど、いまいちど見直して、印刷しよう。
②その本の「内容について議論できる水準」で読む。そのためには「アウトプット前提」で読み、実際にアウトプットするだけ。こういった深読ができる人が速読・多読できるようになると最強。
→これは普段やっているといえばやっているけれど、「深読」の次に「速読・多読」がくることを意識しよう。
③バランスをとったインプットのためには「3点読み」。「賛成派」「反対派」「中立」の本をそれぞれ1冊ずつ読むことで、メリット・デメリットの両方がわかる。異なる3つの情報源から、ニュートラルにインプットする習慣をつける。
→どうしても一点集中型になりがちな私は、気に入った著者の本を数冊ずつ読んで満足しちゃう。
でも、別の立場の人の本を読んで、「広げていく」アプローチもやんないとね…