『女は好きなことを仕事にする』を読んで
友人の薦めで、大原 真樹著『女は好きなことを仕事にする』を読んだ。
普段、絶対に読まないタイプの本だったので、すごい新鮮。
冒頭の写真ページでは、モロッコの建築物や雑貨が。
幾何学模様で埋め尽くされた世界に憧れる私には、たまらない~
筆者の「好きなものは好き」「○○できない、じゃあどうするか」っていう価値観とか、ワンマンスタイルな感じとか、親近感を覚える。
さすがに、筆者のモロッコ愛に匹敵するほどの「好きなもの」は、今の私にはないけれど。
もしそういう何かがあって、二の足を踏んでいる女性がいたら、きっとウズウズして勇気の出る本なんじゃないかな。
すごい大きな気づきを得るというタイプの本ではないけれど、学びとしては以下の3点。
①自分にとって、何があると「豊か」といえるか、何をしていると「楽しい」のかを、考え、選べるのは当たり前ではない。
その権利があるということにまず感謝する。
そして、「選べる」ということは、何かを捨てたり、実際にアクションを起こしたりする「勇気」も必要になるということを知る。
②直感的に「こうしたい!」と思ったことを実現するには、「じゃあどうする?」を徹底的に考え抜くことも必要。
これはまさに、好きだからこそできることともいえる。
浅い気持ちだと、すぐに挫折して終わりよね。
ここまでの情熱を持てるほどの「好きなもの」に出逢う、見つけるのが一番難しいんだろうな。
③好きなことを仕事にするうえで大切なのは、大好きなそれを誰に届け、どんな風に笑顔にするのかをイメージすること。
ほんとそれな~~~…って感じだ。
このイメージが鮮明であればあるほど、モチベーションやマーケティング戦略も、そこまで問題にはならないんじゃなかろうか。
自己満足の域に留まっている私には、もう少し先のハードルかもしれん。