みんなで描く地域の未来~地域から外へつながるスタディツアー~
「自分にできることは?」と行動できる「give」の精神の持ち主は、全国にたくさんいるんだね。
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「ふるさとグングン!」の
「みんなで描く 未来の町~岡山 倉敷市真備町~」
(2019年3月17日放送)を見た。
2016年の熊本地震で、家屋の7割が倒壊するなど、大きな被害を受けた益城町東無田集落。
ここでは、全国から訪れる人たちに、住民自らが地震の体験を伝えるスタディツアーが行われているという。
まずは映像を見ながら語り部の体験を聞く時間。
その後、季節の野菜を使った料理や、集落で採れた新鮮な野菜や特産品を楽しむ。
集落という小さな地域でも、住民自身が地域の経験や魅力を発信し、つながる機会を実現している。
…これは一体、どうやって全国から人を集めたんでしょう。
見たところ、デジタルに強そうな若い世代がいないようだし、
主催者の地域住民は、どうやって全国に呼びかけたのか、気になってしょうがない。
このスタディーツアーの参加者も、どんな動機があって参加しているのか。
熊本大地震の体験者たちの声を聞いて、
自分にも何かできることはあるんじゃないかという問題意識がある方々なんだろうか。
いくらツアーにおもてなし企画が組み込まれていても、
休日にわざわざ遠路はるばるやってくる、その熱量に刺激を受けた。