
移住者がわさびづくりの担い手に
担い手のいない農家の、特に大変な仕事を観光として体験してもらう。
そのお返しに、プライスレスな体験も提供する。
「わさび」というたったひとつの資源だけでそんな体験型観光ができる。
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「うまいッ!」の
「上品な香りと辛み わさび ~静岡市~」
(2015年4月26日放送)を見た。
わさびって、かつては「東の静岡、西の島根」と言われたらしい。
昭和30年代には500軒ものわさび農家があったそう。
そんな島根県益田市匹見町では、高齢化によってわさび田の維持が難しくなり、生産も衰えているという。
匹見町の土地は、わさびでしか強みを発揮できないという思いから、
2002年にわさびづくりの新たな担い手として、Iターン移住者を募集した。
(移住者には補助金も出るとはいえ、わさびで一本勝負…すごい潔さだな)
その結果、13年間で14人が移住して、わさび農家として就農したそうな。
「水だけでわさびができる」というところに、理屈抜きで魅力を感じた人も。
そんなIターンしたわさび農家たちは、地域のために新たな企画を実施。
町外からボランティアを募って、荒れたわさび田の復旧を行うという体験型観光。
正直、泥臭い重労働で、誰がやるの?って感じの企画だけれど、都会人にとっては楽しいらしい。
そして、ひと仕事終えたボランティアたちに、イノシシ肉の料理が提供された。
そこにはもちろん、地元のわさびも混じえて。
都会では食べることのできない味でしょうな。
さらに、町の温泉の入浴券もプレゼント。
あれ?温泉もあるんじゃん笑。
でも、わさびをここまで有効活用できるとは…知らなかった!
