NHK地域づくりアーカイブスより

若い移住者を引きつける新しいライフスタイル

競争の激しい「若者の移住促進」。

誰でも当てはまるような制度じゃなくて、
ピンポイントで刺さるようなサービスを満たすことに集中すれば、
「戦う」んじゃなくて「すみわける」ことが可能になる。

「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「茨城スペシャル」の
“とかいなか”へようこそ~千葉&茨城 新・移住マップ
(2018年5月25日放送)を見た。

多くの地方自治体が躍起になって取り組んでいる「若者の移住促進」。

千葉県富津市の金谷地区では、最近、若者の移住が増えているという。

その秘密は何なのか。

結局のところ、「若者目線で至れり尽くせり」ということ。

他の地域がやっているような、
補助金どうのこうの、住まいや職場の斡旋どうのこうので終わらせない。

もっともっと、相手目線になって、相手にほとんど負荷をかけない、相手を満たすシステムが、
ここでは構築できていると感じた。

週末だけでも気軽に泊まれるシェアハウスは、かつて農業体験で金谷地区に魅了された若者が、
わざわざ退職&移住してきて運営しているんだとか。

それから、週3日働くだけで、住まいと10万円を提供してくれる施設、
共用のオフィスとして使えるコワーキングスペース、さらにフリーランス養成講座も。

場所に縛られない働き方として、
ビジネススキルの養成、働く場の確保、住まいの提供など、万全の体制が出来上がっている。

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