養殖ブリで地域を元気に
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「クローズアップ現代」の
「小さな島の大きな決断~地方創生の現場から~」
(2016年1月13日放送)を見た。
「地方創生」の総合戦略が求められるなか、鹿児島県長島町で打ち出されたまちづくり戦略は、
基幹産業の養殖ブリを活かすというもの。
同じ漁師町として、浜田市も参考にできるポイントはあるかもしれない。
具体的には、ブランド化したブリとセットの通販誌「食べる通信」の発刊など。
浜田でも「どんちっち三魚」というブランドはあるし、その手の通販誌やサイトはあるにはある。
作るだけ作っても、それを広めるのが難しいんだな…。
鹿児島県長島町の場合、国から派遣された官僚と地域住民が知恵を絞って、
養殖事業の利益拡大と雇用拡大を目指しているという。
やっぱりこういうのは、「よそ者」の風が必要だったりするのかな。
でも、それが官僚っていうのはちょっと驚き。
国の意図、都合を単に押し付けるんじゃなくて、本当にその地域のために考えている様子も伺えた。
(そういう人もいるんだね)
鹿児島県長島町ではさらに、ブリの売上の一部を使った「ブリ奨学金」も創設している。
(なにそれちょっとかわいい笑)
「ブリ奨学金」は、奨学生がUターンすれば、返済が免除される仕組みなのだそう。
貧乏学生が多く、県内就職率を意識している私の大学でも、使えそうなアイディアかも。
そのためには、まずどんちっち三魚の売上が課題になってくるのかな。
養殖とは違うし、漁獲量を増やすにも…っていう問題に行き着くから、
そのまま真似するとはいかないけれど、考えてみるのはいいのかも。