鳥取県と島根県の産業構造-付加価値-
県民経済計算にて、鳥取県と島根県の産業構造にどのような違いがあるのか調べてみた。
まずは、オーソドックスに、「経済活動別県内総生産(名目)」を使用。
両県はいずれも第一次産業が盛んなイメージ(単純に、”田舎”のイメージ)だけれども、付加価値としてみると別の顔がみえた。
…第一次産業の割合の低さよ。
高齢化による担い手不足を物語っている。
紙製品や電子デバイス類などの軽工業で多少の違いはあれど、逆にこうもシンクロしているという不思議。
これは、推計方法が全国的にあるていど統一されていることも影響しているんだろうか…
トータルの金額としては、鳥取県が約1兆8,120億円、島根県が約2兆5,647億円と、7,000億円以上の差は出ているんだけども、割合として近似しているのは興味深い。
もしかすると、課題先進県は全国的にこんな構造なのかもしれない。