11月7日 地域ブランド
先日はシティプロモーションの話をしたけれども、
今回はその大前提のお話。
牧瀬(2021)曰く、
マーケティング(経営学)では、セールス・プロモーションの前にはブランド構築が必須と説かれています。
牧瀬稔(2021)『地域づくりのヒント』pp.152-153より引用
ブランドの構築とは、何を売るかという商品(財やサービス)に加え、企業のイメージブランドもあります。
ところが、自治体のシティプロモーションは、ブランドがない状態で進めている傾向が強くあります。
その結果、多くの自治体が所期の目標を達成できずにいます。
筆者が自治体のシティプロモーションに関わる時は、最初に地域ブランドの構築を進めます。
もちろん、ターゲット層を明確にした上で、そのターゲット層に即した地域ブランドの形成を実施します。
地域ブランドが確立した上で、シティプロモーションを展開した方が成功の軌道に乗る傾向が強くあります。
私のいる島根県浜田市でいうと、やっぱり「どんちっち三魚」だろうか。
カレイ・のどぐろ・あじ。
ええ~…ターゲットは誰でしょう?
ネット検索だと、
結構ふるさと納税での販路が強い印象があるのだけど。
まあ明確には定まってないんでしょうな。