11月9日 『言語化の魔力』出版記念講演会
敬愛する樺沢紫苑先生の最新刊が11月9日発売。
それに先立って、『言語化の魔力』出版記念講演会が開催された。
このためにわざわざ島根から東京へ1ヶ月ぶりの帰省!
まだ読んでいない本の講演会っていうのは初めて。
こんなに期待感が高まるのね。
公式ファンクラブ「しおんず」経由で申し込んだため、
前から2列目の真ん中に座ることができた。
やっぱり前だと迫力が違うし、伝わるエネルギーも圧倒的。
正式なタイトルは
『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』
ということで、「悩み」を解決できない人に向けた本。
今回、この「」で括られた「悩み」というのがポイントのよう。
「悩んでいる」というのは、
「あ~とにかくつらい、しんどい」
「何をどうしたらいいかさっぱり」
「何も考えらんないし、動けない」
っていう状態であると。
その「悩み」を-10から0に「解決」するのは難しい。
でも、-10から-9に「解消」していくことはできる。
そのためには、「悩み」を言語化して、
対処法を調べたり、人に相談して、
様々な選択肢を知り、「行動」に移していくのだと。
その時点で
「悩んでいる」のではなく、
「試行錯誤している」「自己成長している」
ということになる。
だから「悩み」は言語化するだけで消える。
このとき、その「悩み」は
「コントロールできる問題か」
「今の問題なのか」
「自分の問題か」
この3つの軸を確認するのが重要。
それぞれの軸を
「コントロールできる」
「今」
「自分」
にチューニングしていくのもポイントとなってくる。
チューニングできないような問題は、
そもそも「悩む」必要がないので、
「それでいい」
「あきらめる」
「それはそれとして」
という言葉で、少しでも軽くしてあげる。
多分、そんな感じの内容。
講演会で受け取ったサイン入り書籍を
今日、東京から島根への道のりで読むことにしよう。
講演会でしか聞けない裏話もたくさん聞けた。
いつもは「樺沢先生からの企画」、
もしくは「編集者さんからの企画」で、
事前にセミナーを開催しつつ、
綿密に構成を練ったうえで書かれる書籍。
それが今回は、
気の向くまま、徒然なるままに「話して」、
それを文字起こしたものを修正し、
構成を再構築、というチョーめんどっちい書き方をしているとのこと。
数か月前、樺沢先生のメルマガで
ひいひい言ってたのはこのことか。
いつも頭にスッと入ってくる樺沢先生の本が、
どんな文体、どんな展開になっているのか、
注目ポイントの一つ。
それから、これまでは、
精神科医である樺沢先生が、
「科学的根拠に基づいた説得力のある方法」を
ふんだんに盛り込んで書いてこられたわけだけど、
今回はエビデンス・ベースの話がほとんどないらしい。
それは、
「科学ですべての人を幸せにすることはできないから」。
データ、統計というものは、
あくまで「傾向」を窺い知ることのできるものであって、
それに当てはまらないケースは必ずある。
「朝散歩はいい」
「睡眠が大事」
という話を科学的根拠に基づいて話しても、
やらない人はやらないし、
その人にとっての「ベスト」は違う。
結局、ケースバイケース。
個人の体質、経験、ストーリーによって
「最適な」方法は違うから、
あくまで樺沢先生はその共通項を紹介しているというスタンス。
あとは各自で最適解を見出すのが大事。
そのためには試行錯誤が必要。
まずは「やってみる」。
自分の事情に合わせて、
自分の頭を使って調整する。
科学的根拠に基づいて書くと伝わらないものもあるので、
今回はストーリーベース、経験ベースで
根拠に頼らず書いてらっしゃるとのこと。
経済統計を専門にしている我が身には
耳の痛いお話。
たしかに忘れがち、
それでいて大事なポイント。
今回は、
感覚的に読むというのが
読者にも求められているのかな。
どうなっちゃうんでしょう。
講演会のあとは「打ち上げ」。
しおんずは参加できるようなので、
軽いノリで申し込んでしまった。
知っている人のいない打ち上げに参加、
って、結構怖い。
しかも立食!
でも皆さん優しくて、
話しかけたら絶対ちゃんと話してくれるもんね。
そこはウェブ心理塾と変わらず。
思ったより色んな人と話せたかな。
事務の方も、
「樺沢先生と一度も話したことがない人ー!」
って集合をかけて、
一人ひとりと話す時間を作ってくれた。
ぶっちゃけウェブ心理塾での懇親会でも
少しだけお話したのだけど、
しおんずでは「初めて」なので、
しれっと感想と質問。
「悩み」の「解決」を目指すのではなく、
-10から-9へ「解消」を目指して行動していく。
それは「悩んでいる」のではなくて
「試行錯誤している」「自己成長の過程であり、成長後の自分は達成できる」
と教えてくださった。
もう一つ、樺沢塾で「各個撃破」「一点突破」
(一つずつ勉強していくことでエネルギーが集中するので効率的)を
提唱されている樺沢先生に聞いてみたかったこと。
「研究」「教育」「自己投資」それぞれ大事だから、
それぞれ一つずつ同時並行でこなしていきがちなんだけど、
それはどうなのかと。
それだとエネルギーが分散して
なかなか達成するのが難しいから、
「仕事以外」の時間で、
「今月は研究」「来月は自己投資」
のように一つずつこなしていくのがよろしいと。
あーそっか!なるほど!やっぱりそうなのね。
計画を練り直そう。
そのあと、樺沢先生と話したことが
一回だけの人、二回だけの人にも
同じように時間をつくってくれていた。
樺沢先生とのツーショットタイムもあったりして、
当然ながらウェブ心理塾の懇親会より
「樺沢色」強め。
ウェブ心理塾だと、情報発信の話とか
仕事の話とか、懇親会で話す内容がはっきりしてると思うけど、
しおんずでの会話ってどうしたらいいんだろうとか思ってた。
ひとつわかったのは、
「島根から来ました」
って言うと、すごい食いつきなんだと。
つかみとしてはいいネタかも。
とはいえ初対面の人との会話って難しくて、
そのへんの本も読んでおきたいな~というところ。