とある大学教員のひとこと日常広場

9月24日 系譜の枝を遡って

先日、両祖父母のうち最後の一人である母方の祖母が亡くなった。

母の実家は福島県の伊達郡というところにあって、
江戸時代からずっと続く農家であった。

米や桃がメインで、
幼少期に何度も訪れた桃の木だらけのこの地域が、
私はとても好きだった。

一応、東京が出身ではあるけれど、
母の実家の方が特別感がある。

その家にはずっと、祖父母と叔父一家が暮らしていて、
夏休みに遊びに来るたび、
私はいとこたちと野を駆け回り、
虫を採っていた。

でも中学以降はほとんど訪れておらず、
もはや祖父母には敬語で、
正直なところ、あまり思い出話もない。

…と思っていたけど、
葬式から帰ってきて、ふと、
遅ればせながら色々思い出してきて、
ちょっとつらかった。

いま、私があるのは、
祖父母が命をつないできてくれたおかげなのだということを
忘れないようにしよう。

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