研究ノート

ストーリーが大事

尊敬する他大学の先生の研究プロジェクトに参加させていただいている。

指導的観点から様々なアドバイスをいただくばかりで、
どっちが研究協力しているのかと思うほど。

そんななか、先日の学会での発表の内容をお褒めいただき、
「ストーリーが大事」ということを教わった。

恐らく、
先行研究をサーベイし尽して、
それが半分くらい占めるものは評価されやすい
」、の意。

計算結果をどんなにちゃんとやっていても、
そこが弱いと、「んん?」ってなるよう。
たしかにそりゃそうだ。

このアドバイス、
私がD1で書いた英文誌の投稿論文を読んでのこと。
結局リジェクトだったけど。

そんな3年前の論文について、
「あれは計算しっかりやってたけどね、
計算結果に先行研究を寄せてくのはよくない。
逆に、計算結果が芳しくなくても、
ストーリーがしっかりしてれば、認められやすい。
こないだの学会での発表内容を英文誌に出せばいけると思う」
とのこと。

すごい記憶力というか、ほんとありがたい。
そうか、そういうことだったのか。
当時は研究中毒を起こして訳わかんなくなってたとはいえ。
大事なことだよね。

その先生の姿に感化され、
やっと先行研究のレビューに力を入れるようになったので、
今回の学会での高評価は先生のおかげだなぁぁ。

あと、「最小限の努力でアウトプットするクセをつけること」。

「日本人って、でっかい成果が出るものには
努力を惜しまないじゃん?
でもアメリカだと、そんな割に合わない働き方はしないんだよね。
あと2,3年もすれば、よく分かんない委員会とかやらされて、
全然身動き取れなくなっちゃうから、
今のうちに効率を考えないといけないよ。
結婚して子どもなんかもっちゃうともっとヤバいよ」。

先生の先生たる所以が見えてきた…。

恐ろしい生産性とカリスマ性はそこからくるのか…。

もっともっとその背中をみて学びたいけど、
この研究プロジェクトは今年度で一つの区切りを迎える。

引き継ぐ手段は色々とあるようだけど、
このご縁と経験が、いつか活かせるようになったらいいな。

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