コロナ禍を逆手に取ったユニークな観光&地域特産アピール
「課題」は誰でも見つけられるけど、「克服」ってなると、一気に難易度が上がってしまう。
今回は、逆境に立たされて、右往左往してしまっている人のヒントになるお話。
結論をひと言でいえば、「ピンチの時こそ、他との差別化が図れる」ということ。
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「四国らしんばん」の
「コロナ禍の“変革者”たち~四国が元気になるヒント」
(2021年6月7日放送)を見た。
ここでは、コロナ禍という逆境を活かした取り組みが、3つ紹介されている。
まず、コロナ禍で売上が激減した香川のバス会社。
そこで全国初となるオンラインバスツアーを企画。
事前に特産品を郵送しておいて、観光名所を中継映像で巡りながら、他のツアー客と楽しむことができて、人気となっている。
次に、愛媛県宇和島。
規格外品となった本物の真珠を使って、1回1,000円でネックレスや指輪がゲットできるガチャ。全国で2万個の売上とか。
それから同じ愛媛県で行われている、オンラインショッピング企画。
ただ製品の紹介をするだけじゃなくて、それを作っている人にフォーカスして、魅力を引き立てている。
ここでのポイントは3つ。
①「ピンチの時こそ新しいことをやろう」という発想
②商品の魅力は人に宿る
③モノじゃなくてストーリーで売る(誰から買うのか、誰が作っているのか、どこで買うのか)
ということで、漁師町の浜田では、規格外の魚とかでガチャができたらいいなと思った。
ただまあ、生ものなので…干物とかふりかけ限定?
それか、ガチャにはくじだけ入れて、おさかな市場のなかで該当する商品をお持ち帰り、とかでもいいかも。
オンラインショッピングもいいな。
学生にやってもらうとかもありかも。
アイディアとして温めておこう。
商品を「ストーリーで売る」っていうのは、割と今のマーケティングの流行なのかなという感じもするし、お勉強していきたいところ。
ということで今回は、逆境に立たされて、右往左往してしまっている人へのメッセージ。
やっぱりまずは、「どうしよう、困った」から、「じゃあどうするか?」って言葉に切り替えていくところから。
そう思うと、「愚痴」にもチャンスは眠っているのかも。