
ITで過疎の町がよみがえる
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「ふるさとの希望を旅する」の
「地域再生のヒントを求めて」
(2015年10月12日放送)を見た。
高齢化率46%、人口5800人あまりの徳島県神山町。
ITとは縁遠いイメージだけれど、実は「ITの町」として注目を浴びているそう。
その理由は、町内全域に張り巡らせた超高速の光ファイバー網。
都会と比べて回線が混んでいないので、ものすごく通信が速いらしい。
そのうえ広い割に家賃も格安。
そんな空き家だった古民家が、最先端のサービスを提供するIT企業のオフィスとして次々と生まれ変わっているという。
庭に出ても、川辺でも、スムーズかつ映りのいいオンライン会議が可能。
東京で働いていたころは、電車に乗る度に体調を崩したりしていたけれど、
Uターンしてからは体調も回復し、仕事への集中力も上がったという人も。
毎朝、庭先で野菜を採って土に触れていると、何も考えずに没頭できる時間ができて、頭がスッキリするんだとか。
そうそう、ずっとパソコンに向かって、ロクに休まず働いてると、かえって能率が下がるだけなんだよね。
その「緩急をつける」働き方が、田舎でこそ簡単に手に入る。
休息・遊びを混じえながら働くっていうのは、都会でも意識すればできるんだろうけど、本格的に実現するのは難しいものね。
IT企業だからこそ、移住者だからこそ取り組める地域の課題がたくさんある。
ドローンで在庫管理している事業者に、獣害対策としてサルを追い払えないかという依頼が来たり。
こんな風に、移住してきた若者と地元住民の交流から、地域の課題を協力して解決しようとする新しい動きまで出てきた。
都会じゃ一筋縄ではいかない「働き方改革」「ワークライフバランス」などの課題は、地方だとあっさり解決することが多々ある。
徳島県の阿南市もIT産業が盛んで、移住者が地域課題に取り組んでいるという話を聞いたことがある。
それだけ、ITは過疎地と親和性が高い産業なんだろうね。
じゃあ、ITじゃない産業従事者を呼び込むとしたら、どうなんだろう。

