獣害に立ち向かえー獣害対策に立ち上がった女性たち
「NHK地域づくりアーカイブス」にて、
「ふるさとグングン!」の
「獣害は地域づくりの原石だ ~三重・津市 美里町~」
(2018年6月17日放送)を見た。
島根県美郷町の事例を参考に、獣害対策にとりかかった津市美里町の女性たち。
サルたちの餌になっていながら、持ち主が高齢化して放置気味のキンカンの木を、収穫しやすいように低く刈り込む。
下草も刈り込み、動物たちの潜み場をなくす。
山から動物が下りてきたときに追い払う練習も。
ロケット花火を打つ練習もして、逆に動物が出てくるのが楽しみになっちゃってる笑。
さらに、獣害のため作らなくなってしまった在来種の大豆を使って、特産品を開発しようとする動きも出ている。
大豆はサラダにも使えるし、豆乳にもできるから、アイディアも生まれやすい。
獣害をきっかけにして、地域全体の意識が高まっている。
まさに、「災い転じて福となす」。
地域の問題に対して、みんなが関心をもち、「どうにかしたい」という思いが、地域づくりにまで展開していくことがある。
でもそのためには、「自分ごと」として捉える意識が一人ひとりに必要なのもたしか。
それがあれば、逆になんでもできそうな気がする。