共創
第2期に突入した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」。
牧瀬(2021)曰く、
「第2期地方創生」を成功の軌道に乗せるなら、
「共創」がキーワードになるらしい。
共創とは
「自治体が地域住民や民間企業、NPO、大学等の自治体外の主体と
『共』に活動して、イノベーションの『創』出につなげること」と定義できます。
牧瀬稔『地域づくりのヒント』pp.39-40より引用
ここで出てくるもう一つのキーワードとして、
『産学官金労言士』があるそうな。
この産学官金労言士が一体となった
地方創生の取り組みが共創になるそうで。
でも共創を成功させるには、
きちんと手順を踏まないといけない。
①自治体と各主体の「共有」
(時間の共有、空間の共有、情報の共有など)
②自治体と各主体の「共感」
③自治体と各主体の「共創」
だから注意すべきは、
- 一足飛びに共創に進まないこと
- 模倣や踏襲としての共創は創生ではないこと
らしい。
じゃあ具体的にどうするのかっていうのがまた難しい問題だけれど、
自治体も民間も大学も、
あらゆる主体が「共有するにはどうしたらいいか」って自分の頭で考えたり、
常にアンテナを張って、
情報をストックできるようにするところから始めるのがいいんではないだろうか。
参考文献:牧瀬稔(2021)『地域づくりのヒント 地域創生を進めるためのガイドブック』社会情報大学院大学出版部