プレゼンが手っ取り早く格段に上手くなる方法
私が研究発表をしたときに
よくもらう感想は、
「情報がたくさんあり過ぎて、一回じゃちょっと理解できない」
「もう少し話を整理してほしい」
「門外漢には専門用語が多すぎて、内容が頭に入りづらい」
みたいな趣旨のコメント。
自分としては結構準備したつもりだし、
内容も分かりやすく整理したつもりでも、
結局伝えたいことが伝わらなくて、
評価に至らない悲劇が多々。
分かっちゃいるんだけど、
自分のなかでブラッシュアップしても、
なかなか進歩しない。
そんななか、外部で
学部生相手にセミナーっぽいことをすることに。
いやぁ、やっぱプレゼンの勉強しとかないと
いい加減やばいよね。
ってことになり。
プレゼンの本をアマゾンで探る。
とはいえスライド云々以前に、
そもそも内容の整理ができてないから
伝わらないんじゃない?
っていう思いもぼんやりとあった。
なんかこう、
プレゼン全体の構想を練るところから
教えてくれる本とかないかな。
って思ってたら、
本当にあった。
髙橋 惠一郎(2019)『いちばんやさしい資料作成&プレゼンの教本 人気講師が教える「人の心をつかむプレゼン」のすべて』インプレス
普通のプレゼンの本だと、
スライド作成とか話し方に特化していて、
プレゼン全体の構想から
丁寧に教えてくれることってない気がしている。
でもこの本は、
「プレゼンのすべてを体系的に網羅した書籍」として、
プレゼン初心者や「なんとなく場数はこなしてるけどプレゼン苦手」な人が、
格段にレベルアップしやすい内容になっている。
濃い内容なのに、分かりやすく読みやすい。
この本で紹介されているプレゼンの基本型としては、
導入
↓
要点
↓
詳細の前振り
↓
詳細
↓
詳細の振り返り
↓
要点
↓
具体案
これを意識するだけで、全然違う。
このフォーマットに当てはめていくだけで、
「発表者が聞き手にストレスを与えないよう
内容を整理してあげている」ことになる。
そうそう、それがやりたかったんだ!
っていう方法が、いともあっさり、
シンプルに書かれている。
すぐに実践できてしまう。
他にも、プレゼンで実際に伝えるときのテクニックや心構えもあるので、
これ一冊をちゃんとマスターすれば、
研究発表でもっとインパクトを与えられそう。
ただ、コロナ前に書かれているようなので、
オンライン上でのプレゼンだと事情が違う点もあり、
そういうのはどうするんだろうとか思う。
You Tubeもやってるみたいなので、
見に行ってみようかな。
https://www.youtube.com/channel/UCL4pNY8SkSg2evyZQHLjWwg