研究ノート

初・お茶会

島根に来て数ヶ月。

「ほのぼのとしていいところだな」と思う反面、
「惜しいな…」と思うことも多く、モヤモヤした日々を送るなか、
この地域のために何かできないかと思っていた。

大学・民間・行政など
色々な立場の人が学び合い、議論して、
地域のための活動を行う場はないかと探していたけれど、
なかなか思うようなものは見つからず。

…そうだ、自分で企画してしまおうと。

自分の頭の中だけで構想を練っていても、
地域の人が何を求めているのかは分からないので、
取り敢えず小さく始めて、お話を伺ってみようと思った。
…ので、今回は「お茶会」に!

ところが開始直前、
尋常じゃない大雨と雷がきて、
「誰も来なかったらどうしよう…」展開に。

しかしそこは車社会の島根県。
夏の集中講義でのフィールドワークにご協力いただいた
浜田市観光協会の方々、浜田市観光交流課の方々、
ボランティアガイドの方々、その参加学生や先生をお招きして、
合計10名の方にご参加いただいた。

初めてにしては…いい感じの人数じゃない?
と思ったけれど、やはり地域の方からすると、
もっと大学生との交流があるといいとのことで、
今度は全学に向けてアナウンスせねば。
チラシももっと情報量多めに、コンセプトも固めて。

こういう企画を考えて、一人で実現させたのも初めてだったので、
思ったより難易度が高く、グダグダしっぱなしだったけれども、
他の先生にも助けてもらったりして…なんとか、なんとかなった!

今回は、この企画を考えた理由の他に、
フィールドワークでの学生レポートから出たアイディアを
私が3つ選び、アレンジしたものをプレゼンした。

私の島根出張体験も交えながらの
微妙に毒の入った内容だったので、
色々ツッコミが入るかなと思いきや、
皆さまやさしい方ばかりで、
「詰めていったら実現できそう」と好感触。

取り敢えず次回は、
今回のアイディア3つについて、
グループワークのようなかたちで議論しあう感じにしようかな。

今回ご回答いただいたアンケートの集計結果はこんな感じ。

「その他」としては、「県大生の学生さんと歓談し、浜田を知ってもらい、一緒に活動できればいいなと思っています」とのこと。

「その他」としては、「大学生(若者)の考えや意見、感覚、アイディアにヒントをもらう場」とのこと。

やっぱり皆さんマーケティングや集客に関心があるんですね。
本学の経営学の先生にもご協力いただこうかな…

大学生はPR動画にも興味がある様子。

「観光」が一番多いのは、今回観光に携わる方ばかり参加されたので、まあそうだよねというところ。

ここらへんはもっと人数を増やしてから聞き直す必要がありそう。

「お茶会」からのネーミング変更も考慮に入れつつ、
次はもっと本格的な内容にしよう。

大変だったけど、やって良かった。
脱コンフォートゾーン!

怒涛の10月。
残るは学会報告。
そこを乗り切ったらひと休みしよう。

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